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思い出の告白
中学校時代、1人の女の子に告白をしました。結果は惨敗でしたが、「いきなり何を言い出しとるんだコイツは」と思ってる方が大半だと思う。拙者だってそう思う。しかし前回宣言した通り、ココ数日の出来事と暑さで頭がやられてしまっていると思って、勘弁して頂きたい。
で、告白方法は手紙。いわゆるラブレター。しかし今でも思うのは何故あの時、拙者は茶色い給料袋のような封筒でラブレターを送ったのか。果たし状とかには使われても、あの封筒にラブレターを入れる中学生は拙者くらいかもしれない。 相手の女の子は明るくて、笑顔がステキな人気者だったと思う。拙者の友達もその子のことが好きだった。多分モテモテだったろう。次から次へと右から来たモノを左へ受け流したコトと思う。 もうすぐ卒業だなぁという雰囲気が漂うある日の夕方、その友達がその女の子に告白をした。しかし玉砕。その晩、その友は我が家へ泊まりにきた。フラれて落ち込んでいるらしく、1人では居たくなかったのかもしれない。正直そんなテンションの彼をどうやってもてなせばいいのかわからず、スト2でボコボコにしてやりました。唐沢寿明さん風に言うなら「波動拳と昇竜拳をぶち込んでやりましたよ」。今となっては青春の1ページで良い思い出だけど、中学生ってホント残酷。 そして勝手に「次は拙者が行く」と蔵馬のように立ち上がり、告白したのだった。こんな事、人として絶対思っちゃイケナイコトけど友達がフラレた事で「拙者の合格率はアップした」とも思った。 そして惨敗。よくよく考えれば、そりゃそうだ。その友達は拙者より勉強も運動も出来たし、雰囲気だって良い。拙者が彼に勝てるものと言えばスト2くらい。そんな彼もフラレたのだから、拙者の告白が成功するハズもなかった。大将が負けた後に先鋒が出てきちゃったみたいな。何やってんだお前って感じです。とどめに茶色い給料封筒。センスもへったくれもない。何故拙者はもっと頑張らなかったのかと。面と向かって「好きだ」と言えなかったのだと。 恋はおそろしい。封筒が茶色いという事にすら、気付けないくらいに盲目になっていた。 そんな話しをその女の子や旧友と、笑って話せればイイなとか思ってた。
by e991234
| 2007-08-04 21:41
| 日記
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